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鼻の穴をわけている壁が曲がっている場合

鼻の穴を分けている壁を鼻中隔といいますが、基本的にはまっすぐですが成長時期に曲がることがあります。
曲がることは自然なことで程度が軽く、違和感がでる症状がない場合には問題はありません。
鼻づまりなどがある場合には鼻中隔弯曲症という症状がでることがあります。
鼻中隔が曲がっていると一般的には症状がでることはありませんが、曲がっていることによって起きる症状には、頑固な鼻づまりやいびき、においがわかりにくくなったり、鼻水や頭痛そして鼻血などです。
鼻中隔弯曲症と関連している疾患として、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎があります。
副鼻腔炎は鼻にある副鼻腔という空洞に炎症してしまう病気で蓄膿症と呼ばれています。
鼻中隔の弯曲がひどいときには副鼻腔の換気が悪くなって副鼻腔炎が慢性化してしまうことがあります。
慢性的な副鼻腔炎の症状は鼻づまりだけでなく、鼻水が止まらなかったり、重い頭痛、においがわかりにくいという症状がでます。
鼻中隔弯曲によって慢性的に鼻づまりを起こすとアレルギー性鼻炎が悪化してしまうことがあります。
アレルギー性鼻炎は鼻づまりだけでなく、くしゃみや鼻水の症状がでます。
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の症状が出ている場合には治療を行うと症状が落ち着きますが、鼻中隔弯曲症は治療は手術だけです。
手術は鼻の曲がっている箇所を取り除いてまっすぐにしますが、鼻の成長が落ち着いてくる17~18歳以降に行います。

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